医療法人 岡本医院

アクセスカウンタ

zoom RSS 子どもに本を読み聞かせる効果、言語や脳の発達以外にも

<<   作成日時 : 2018/04/20 13:26   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

     
 寝る前に子どもに本を読み聞かせることは、子どもの言語や脳の発達を促すだけでなく、親と子どもの双方の社会的なスキルや行動スキルにも良い影響を与えることが、香港大学社会福祉・社会行政学のQian―Wen Xie 氏らによる研究から明らかになった。この研究結果はPediatrics 3月27日オンライン版に掲載された。
 これまでの研究で、親が子どもに本を読み聞かせることで子どもの言語や読み書きの能力が向上するなど、さまざまな効果が期待できることが明らかにされている。また、幼児期に本を読み聞かせると子どもの脳の発達が促され、学童期の成績も向上することが最近の研究で示されている、
 Xie氏は今回、本の読み聞かせが親子の精神面や感情面、行動面や社会性といった心理社会的な能力にどのように影響するかについて検討するため、合計で約3,300組の親子(子供の年齢は0〜3歳または3〜6歳)を対象とした19件のランダム化比較試験(RCT)のメタ解析を実施した。
これらのRCTの試験デラインは同一ではなかったが、いずれのRCTも介入群では対象者の親に読み聞かせのトレーニングを実施したり、読み聞かせの補助ツールを提供したりするなどの支援を行った一方で、対照群ではこうした支援を行っていなかった。また、心理社会的な能力については、社会的感情の調整や行動面での問題、QOL(生活の質)、読書への関心、ストレスや抑うつ、育児の能力parenting competence)、親子関係などの検査に基づき評価した。Xie氏によると、心理社会的な能力とは自分自身をケアする能力や、自己肯定感を持ち、他者と有意義な関係を持つことで喜びを感じることのできる能力が含まれるいう
解析の結果、親が子どもに本を読み聞かせることで、親子双方においてこうした心理社会的な能力が向上することが明らかになった。この結果を踏まえ、Xie氏は「自信をもつて本の読み聞かせが社会的スキルや行動スキルにも良いと勧める事ができる。子どもに本を読み聞かせることで子どもが賢くなるだけではなく、子供を幸せな気持にさせ、親子関係も良好になる」と話している。
 なお、専門家の一人で米クリスチアーナ・ケア・ヘルス・システム小児科のDavid Paul氏は、今回の研究について「本の読み聞かせが子どもの言語の発達を向上させることは既によく知られているが、それ以外にも効果があることが明らかになった」とコメントしている。また、同氏は「本の読み聞かせがスポーツ、あるいはゲームやテレビ番組を親子で一緒に楽しむよりも良いことなのかは不明だが、その効果には大きな可能性が秘められていると感じている」と話している。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
子どもに本を読み聞かせる効果、言語や脳の発達以外にも 医療法人 岡本医院/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる