子どものメタボリックシンドローム
「生活習慣病の予防は子どもころから」と、6~15歳を対象とする「メタボリックシンドローム」の診断基準が、厚生労働省の研究班(主任研究者=大関武彦)によってつくられています。ウエストのサイズが男女とも80㎝以上で、高血圧125-70mmHg以上、高血糖値110mg/dl以上、高脂血症(中性脂肪120mg/dl以上かつ/またはHDLコレステロール40mg/dl未満、)のうち2項目以上がある子を「小児メタボリックシンドローム」と診断します。この基準を用いて、文部科学省の調査で小中学生の5-13%いるとされる肥満児と、肥満児も含めた一般の子どもを数百人ずつ調べたところ、肥満児の5-20%、一般の子どもの0.5-3%がメタボリックシンドロームと診断されました。「予備軍」は肥満児の70-80%、一般の子の7-8%でした。大人になって突然メタボリックシンドロームになるのではなく、子どものころからの生活習慣の影響が大きく、血管のトラブル(動脈硬化)は子どものころから始まっており、予防が重要です。正しい食生活、適度の運動がその予防に繋がります。
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